高い演技力と美貌で、数多くのドラマ作品に出演している女優・吉川愛(よしかわあい)さん。
2017年4月から女優活動をしている吉川愛さんですが、実は2002年〜2016年までの間は、吉田里琴(よしだりこ)という名前で、子役として芸能活動をしてました。
今回は女優・吉川愛さんについて、
・吉田里琴として何歳でデビューしたか
・子役時代の引退&復帰の理由
を中心にまとめてみました。
”天才子役”や”美少女子役”と呼ばれ、話題作である「あまちゃん」や、代表作ともいえる「山田太郎ものがたり」・「メイちゃんの執事」などに出演していた、当時の画像をふんだんに載せているので、ぜひ最後まで見ていってくださいね!
【画像】吉川愛の子役時代の名前は吉田里琴!
女優・吉川愛(よしかわあい)さんは元々、本名の吉田里琴(よしだりこ)という名前で、芸能事務所「ムーン・ザ・チャイルド」に所属する子役として活動していました。
こちらの画像は、吉田里琴名義で活動していた、子役時代の吉川愛さんです。
子役・吉田里琴として活動していた期間は、
で、2016年に芸能事務所「ムーン・ザ・チャイルド」を退所し、同時に一度芸能界を引退しました。
そして1年後の2017年4月、大手芸能事務所・研音に所属し、「吉川愛」として女優業に復帰しています。
昨年4月に学業に専念するため引退を発表した元子役の吉田里琴が、吉川愛として芸能界に復帰したことが6日、明らかになった。
https://www.cinematoday.jp/news/N0090822
こちらが、女優復帰をしたあとの吉川愛さんです。
本名:吉田里琴(よしだりこ)
生年月日:1999年10月28日
出身地:東京都葛飾区
身長:162センチ
血液型:B型
所属事務所:研音
吉川愛(吉田里琴)の子役時代のドラマ作品を時系列で集めました
吉川愛さんが「吉田里琴」として活動していた、子役時代のドラマや作品は
出演CM:9本
出演舞台:1本
出演映画:6本
とものすごい数ですが、加えて雑誌やインターネットドラマにも出演していました。
その中でも、吉川愛さんのターニングポイントとなった作品や、代表作と呼べる作品を中心に、時系列で見ていきましょう。
吉川愛の小学校低学年時代〈2006年〜2009年〉
ドラマデビューをした2006年〜2009年(7歳〜10歳)までの、吉川愛さんがレギュラー出演したドラマ作品がこちらです。
・みこん六姉妹(2006年)
・しにがみのバラッド(2007年)
・山田太郎ものがたり(2007年)
・輪違屋糸里〜女たちの新撰組〜(2007年)
・ホタルノヒカリ(2007年)
・オー!マイ・ガール‼︎(2008年)
それでは、ポイントごとに見ていきましょう。
【画像】吉川愛のドラマデビュー「対岸の彼女」時代〈2006年〉
吉川愛さんは、2006年1月期のWOWOW放送のドラマ「対岸の彼女」で、ドラマ出演のデビューを果たします。
吉川愛さんは、主役・夏川結衣(なつかわゆい)さんと夫役・堺雅人(さかいまさと)さんの娘・田中あかり役として、出演していました。
ドラマのデビュー作「対岸の彼女」に出演する、吉川愛さんの画像がこちらです。
デビュー作でありながら、泣きの演技や豊かな表情が圧巻で、好評だったようです。
2006年にはもう一つ、10月期のTBSドラマ「みこん六姉妹」にも、出演を果たしています。
「みこん六姉妹」では、寿一美役・田中美奈子(たなかみなこ)さんの一人娘・寿美海役で出演。
2度目のドラマ出演でありながら、圧倒的な存在感を発揮した吉川愛さんがこちらです。
ドラマ「みこん六姉妹」は大人気帯ドラマとして、2008年にも続編が放送され、吉川愛さんは続編にも出演していました。
【画像】吉川愛の代表作「山田太郎ものがたり」時代〈2007年〉
吉川愛さんは、ドラマデビューから1年後の2007年には、1年間で
・花嫁とパパ(フジテレビ・4月期)
・山田太郎ものがたり(TBS・7月期)
・輪違屋糸里(TBS・9月)
・ホタルノヒカリ(日本テレビ・7月期)
と、5本ものドラマに出演しています。
まずはテレビ東京が放送した、1月期の深夜ドラマ「しにがみのバラッド」に出演し、男児であるダニエル役を演じた吉川愛さんがこちらです。
綺麗な顔立ちですよね!
深夜ドラマでありながら、「しにがみのバラッド」に出演していた吉川愛さんの印象が、強く残っているというファンも多くいるようです。
普段は可愛らしい女の子の顔立ちですが、表情の作り方でしっかり”男の子”に見えますね。
そしてこちらが、”子役時代の代表作”ともいえる「山田太郎ものがたり」に出演していた、吉川愛さんです。
「山田太郎ものがたり」では、山田家10人兄弟の第五子で次女・いつこ役で出演していました。
アイドルグループ・嵐の二宮和也(にのみやかずなり)さんと櫻井翔(さくらいしょう)さんが、初のレギュラー共演をしたことで話題となった「山田太郎ものがたり」。
そこに出演していた美少女子役として注目を集め、吉川愛さん(当時は吉田里琴)の知名度も上がったようです。
「山田太郎ものがたり」での思い出は、『嵐の二宮和也さんに遊んでもらったこと』と話していましたよ。
また、「山田太郎ものがたり」の放送と同時期に、日本テレビのドラマ「ホタルノヒカリ」にも出演!
主人公である綾瀬はるか(あやせはるか)さんの「幼少期時代役」を演じていました。
当時7歳でありながら、連続ドラマに同時出演するなんて、相当忙しかったことでしょう。
吉川愛の小学校高学年時代〈2009年〜2012年〉
次に、小学校高学年になった2009年〜2012年(10歳〜12歳)までの、吉川愛さんがレギュラー出演したドラマ作品がこちらです。
・ギネ 産婦人科の女たち(2009年)
・坂の上の雲(2009年)
・ハガネの女(2010年)
この時期は、さまざまなドラマ作品に、ゲスト出演する回数が多かったようです。
それではポイントごとに見ていきましょう。
【画像】吉川愛の代表作②「メイちゃんの執事」時代〈2009年〉
2009年には、1年間で4本のドラマに出演していた吉川愛さん。
・水戸黄門(TBS・10月)
・ギネ 産婦人科の女たち(日本テレビ・10月期)
・坂の上の雲(NHK・9月)
中でも特に、一月期に放送されたドラマ「メイちゃんの執事」では、子供でありながらIQ1300の天才少女・麻々原みるく役を好演し、話題となりました。
大人気漫画をドラマ化放送した「メイちゃんの執事」は、ヒロインは女優・榮倉奈々(えいくらなな)さん、主人公は俳優・水嶋ヒロ(みずしまひろ)さんで、視聴率やドラマの評判も良好でした。
吉川愛さんは、大門役・鈴木亮平(すずきりょうへい)さんとの出演シーンが多く、撮影の合間には2人で
という吉川愛さん。
当時はまだ小学生だったものの、一人前の女優さんですよね!
吉田里琴可愛い
— ろぼた@くま目 (@fatus901) April 18, 2013
メイちゃんの執事のイメージしか無いからビックリ!
世間では、吉川愛さん(吉田里琴)さんは「メイちゃんの執事」に出演していた印象が、特に強く残っているようです。
次に、俳優・里見浩太朗(さとみこうたろう)さんが主演の、「水戸黄門」第40部に出演した吉川愛さんがこちらです。
吉川愛さんは、第10話で「おさと役」として出演しており、2年後の「水戸黄門」第43部でも、お里役として再び出演したようです。
そしてこちらが、日本テレビで放送されたドラマ「ギネ 産婦人科の女たち」に出演していた、吉川愛さんです。
産婦人科が舞台のドラマで、吉川愛さんはフォン・ビルブランド病(血液が固まりづらい病気)を患っている女の子・徳本優美役を演じます。
女優・西田尚美(にしだなおみ)さん演じる母親の死後より、笑顔が消えてしまうという難しい役柄を好演していたことで、印象に残っている人も多いようです。
【画像】吉川愛がドラマにゲスト出演していた時代〈2010〜2012年〉
吉川愛さんは11歳〜12歳の時期で、ゲスト出演という形で出演したドラマ作品がこちらです。
・パーフェクト・リポート(2010年)
・ハガネの女 season2(2011年)
・京都地検の女 第7シリーズ(2011年)
・運命の人(2012年)
・家族のうた(2012年)
・リーガル・ハイ(2012年)
出演する時間は短いものの、出演作品の数はとても多いですよね。
まずは、ドラマ「霊能力者 小田霧響子の嘘」の第2話に出演した、吉川愛さんです。
そしてこちらが、ドラマ「パーフェクト・リポート」の第5話に出演した、吉川愛さんです。
「霊能力者 小田霧響子の嘘」と「パーフェクト・リポート」は、ほぼ同時期に放送されていますが、全然違う人に見えますよね。
役によってここまで表情を変化できるとは、”子役”のレベルを超えているように感じます。
次に、ドラマ「京都地検の女」の第7話に出演した、吉川愛さんです。
「京都地検の女」は2022年にも再放送されており、やはり「可愛い!」と話題になっていましたよ。
続いて、ドラマ「リーガルハイ」の第8話に出演していた、吉川愛さんです。
「リーガルハイ」の主演は、吉川愛さんがドラマのデビュー作となった「対岸の彼女」で親子役を演じた、俳優・堺雅人さんだということで、ふたりの共演が注目されていましたよ。
吉川愛の中学校時代〈2012年〜2015年〉
吉川愛さんが中学生になった2012年〜2015年(12歳〜15歳)までに、レギュラー出演したドラマ作品がこちらです。
・夜行観覧車(2013年)
・リアル鬼ごっこ(2013年)
・あまちゃん(2013年)
・花咲くあした(2014年)
・魔法★男子チェリーズ(2014年)
・同窓生〜人は、三度、恋をする〜(2014年)
・美しき罠〜残花繚乱〜(2015年)
中学生でありながら、女優デビューから10年というベテランの領域に入った吉川愛さんは、3年間で8本ものドラマにレギュラー出演しています。
それではポイントごとに見ていきましょう。
【画像】吉川愛の話題作「あまちゃん」に出演時代〈2013年〉
2013年に放送されたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」では、高橋アリサ役で出演していた吉川愛さん。
”じぇじぇじぇ”のフレーズが、社会現象になるほど大ヒットした朝ドラですが、そこに吉川愛さんが出演していたことに気づいていなかった人が、実は多かったのだとか。
え、あまちゃんに吉川愛ちゃん出てた!知らなかった!
— 祭 (@pmtr_2) June 26, 2023
それほど表情が豊かで、役に入り込めていたということでしょうか。
吉川愛さん演じる高橋アリサは、電波系のアイドルグループ「アメ横女学園芸能コース」のメンバーで、”ザ・アイドル”という役柄でした。
役の中では、歌ったり踊ったりもしていたようで、同グループのメンバー役・足立梨花(あだちりか)さんの次である、”2番手”ポジションだったようです。
長期間の撮影で知られる”朝ドラ”出演と、同時期に放送され出演していたのが、ドラマ「リアル鬼ごっこ THE・ORIGIN」です。
吉川愛さんは、女子学生・佐藤恭子役を演じました。
「あまちゃん」でのハイテンションな役とは打って変わった配役だったものの、吉川愛さんは難なく演じきっていました。
【画像】吉川愛の「性格悪い役」が増えた時代〈2013〜2015年〉
2013年以降は、高い演技力とその迫力から、性格の悪い役に抜擢されることが多くなった、吉川愛さん。
こちらは、2013年にTBSで放送されたドラマ「夜行観覧車」に出演した、吉川愛さんです。
吉川愛さんは、主人公の一人である女優・杉咲花(すぎさきはな)さんをいじめるという、いじめっ子の役柄でしたが、この表情の移り変わりが怖いですよね!
そしてこちらが、ドラマ「美しき罠〜残花繚乱〜」に出演した、吉川愛さんです。
吉川愛さんが演じたのは、女優・若村麻由美(わかむらまゆみ)さんの娘・柏木美羽役。
この当時、吉川愛さんは15歳で、中学校3年生の頃だと思われます。
もう”子役”の面影はほとんどなく、ベテラン女優の顔つきですよね。
【何歳】吉川愛(吉田里琴)のデビューは5歳!
子役時代から大活躍していた吉川愛さんですが、なんと芸能事務所に所属したのは3歳で、2005年の5歳の頃に「爽健美茶のCM」でデビューを果たしていました。
2005年、爽健美茶のCMでデビュー後、多くのテレビドラマに出演。
https://thetv.jp/person/1000031320/
こちらが、デビュー作である爽健美茶のCMに出演していた、当時5歳の吉川愛さんです。
デビュー作・爽健美茶のCMでは、女優・矢田亜希子(やだあきこ)さんと共演していました。
はっきりした顔立ちで、「美少女子役」として一躍有名となった吉川愛さんですが、爽健美茶のCMが決まるまでは、2年間でおよそ200個ほどのオーディションを受けていたのだとか。
ものすごい数のオーディションで落選したものの、めげずに何度も挑戦する姿勢は、大人顔負けですよね。
吉川愛さんは、幼少期から気持ちを強く持ち、努力できる女優さんだったということがわかります。
吉川愛が子役時代に引退&女優復帰した理由について
子役時代に、これだけたくさんのドラマ作品に出演していた吉川愛さんが、2016年に引退した理由や、再度女優として復帰した理由とは何だったのでしょうか。
一つずつ見ていきましょう。
吉川愛(吉田里琴)が2016年に引退した理由は「学業に専念するため」
吉川愛さんが、人気子役として活動していた2016年に芸能界を引退した理由は、学業に専念するためと発表されています。
2016年の引退した当時、吉川愛さんは高校2年生(16歳)で、
に通っていました。
日出女子学園高校といえば、元歌手・山口百恵(やまぐちももえ)さんや女優・菊池桃子(きくちももこ)さんなど、多くの有名人が卒業している芸能学校。
吉川愛さんは、日出高校在学中である2015年から2016年にかけて、
・ドラマ「南くんの恋人」
・ドラマ「トランジットガールズ」
・ドラマ「検察事務官黒ゆり」
・世にも奇妙な物語
など立て続けに出演しており、超多忙なスケジュールだったことから、仕事と学業のバランスが取れず、苦しんでいたようです。
高校受験のころから学業と仕事のバランスがとれなくなっていたことを悩んでいたそうです
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1604/01/news135.html
しかし吉川愛さんは、本来なら一番学業に力を入れたい時期である高校三年生の時に復帰したことや、大学進学をしていないことから、本当の「引退した理由」は、
・性格の悪い役ばかり回ってきて嫌な思いをした
といった、所属事務所「ムーン・ザ・チャイルド」とのトラブルなのではないかという声もあがっていたようです。
実際に芸能事務所「ムーン・ザ・チャイルド」は、吉川愛さん引退後の2016年から運営停止になっているので、「事務所とのトラブル」の噂にも信憑生がありそうです。
吉川愛が復帰した理由は、元子役と知らずにスカウトされたから!
吉川愛さんは2016年に芸能界を引退したものの、1年後の2017年に再び女優として復帰した理由は、
が決め手となったようです。
芸能界を引退後は、勉強したり、生まれて初めてのアルバイトを「パン屋さん」で経験したりと、悠々自適な生活を送っていた吉川愛さん。
当時の生活について、吉川愛さんは
と話すほど、毎日の生活を謳歌していたようです。
そんな時に、吉川愛さんは街で突然、芸能事務所・研音のスタッフからスカウトを受けたのです。
そんな中、ある日、街でスカウトされた。しかも唐沢寿明(54)や天海祐希(49)が所属する大手事務所「研音」のスタッフに、だった。
スポニチ
スカウトされた時に、ドラマの撮影現場の光景が蘇り、「またその空間(撮影現場)に立ちたい!」という気持ちに駆られた吉川愛さん。
と感じ、芸能事務所・研音に所属することを決意!
「また一からがんばる!」という意味を込めて、本名の”吉田里琴”から芸名”吉川愛”へ改名し、再び芸能界デビューを果たしたのです。
吉川愛の子役時代の作品時系列や画像まとめ
吉川愛さんは、2002年〜2016年までは”子役”として、本名の吉田里琴名義で活動をしていました。
芸能事務所「ムーン・ザ・チャイルド」に所属した年齢は3歳で、CMに初出演して世にデビューできたのは、なんとまだ5歳だった吉川愛さん。
学業に専念することを理由に、2016年に芸能界を一度引退しますが、翌年2017年には大手芸能事務所「研音」のスタッフにスカウトされ、再び女優としての活動を始めました。
高い演技力と美しい顔立ちで評価が高く、子役時代だけでも40本以上のドラマ作品に出演していた吉川愛さん。
中でも「山田太郎ものがたり」や「メイちゃんの執事」では、代表作と呼べるほどに知名度が上がり、社会現象を起こした朝ドラ「あまちゃん」にも出演を果たしていましたよ。