野球界のトップスター・大谷翔平(おおたに・しょうへい)選手と同じ球団・ロサンゼルスドジャースに移籍したプロ野球選手の山本由伸(やまもと・よしのぶ)さん。
メジャー移籍に伴い、大谷翔平選手の専属通訳・水原一平(みずはら・いっぺい)さんが山本由伸さんの通訳も務めると思いきや、多数の公募により園田芳大(そのだ・よしひろ)さんが抜擢されました。
今回は、
- 山本由伸の通訳・園田芳大の経歴や学歴
- 園田芳大はいつから通訳になった?
など、園田芳大さんの経歴とともに通訳へ転身したのがいつからなのかについてご紹介します!
山本由伸の通訳・園田芳大の経歴がすごい&どんな人?
山本由伸さんの通訳・園田芳大(そのだ・よしひろ)さんはハリウッド映画に携わる映画会社の照明技術者という経歴の持ち主です。
そして、45歳という年齢でこれまでとは全く別の業種でもある通訳にチャレンジする勇敢な人物でもあります。
ニューヨークの映画会社に照明技術者として働いていた園田芳大さんは、2023年8月(45歳)に山本由伸さんの専属通訳の公募に応募し、2024年2月(46歳)より本格的に通訳としての人生をスタートさせています。
45歳で転職はどんな人でも勇気がいる行動です。
園田芳大さんは決断力や行動力がある人だということがうかがえますね。
ちなみに、園田芳大さんと山本由伸さんの年齢差は21歳!
年齢:25歳(2024年2月時点)
出身:岡山県
職業:プロ野球選手
所属:ロサンゼルス・ドジャース
親子ほどの年の差がありますが、山本由伸さんは園田芳大さんのことを「ソノピー」と呼ぶなど良い関係性を築き始めている頃なのだそうですよ。
2024年2月10日のキャンプインが初対面だったこともあり、選手と通訳としての関係は日が浅い山本由伸さんと園田芳大さんですが、今後のバディ関係が楽しみですね!
園田芳大のプロフィール
山本由伸さんの専属通訳となった園田芳大さんの基本プロフィールがこちらです。
- 出身:熊本県宇城市豊野町(くまもとけんうきしとよのまち)
- 誕生日:1977年12月23日
- 年齢:46歳(2024年2月時点)※満47歳
- 前職:映画会社の照明技術者
ちなみに、すでに結婚しており妻はテキサス州に住んでいるそうですよ!
妻の実家のあるテキサス州内に引っ越したばかりだが、今後はロサンゼルスへの引っ越しも控えている。
https://full-count.jp/
「妻の実家がテキサス州」ということは、奥さんはアメリカの方かもしれませんね。
園田芳大さんは大学卒業後から渡米しているため英語も万能なのだとか。
そんな園田芳大さんの経歴を時系列でみていきましょう。
山本由伸の通訳・園田芳大の経歴を時系列で紹介!
園田芳大さんの経歴をまとめました。
- 2000年22歳:大学卒業後に渡米しニューヨークの映画会社に就職
- 2023年8月:45歳のときに日本人通訳の求人に応募
- 2024年2月:46歳で山本由伸の専属通訳として働く(現在)
ここからは、園田芳大さんの経歴を時系列で詳しくみていきたいと思います。
園田芳大は大学卒業後に渡米し映画会社に就職
園田芳大さんは2000年3月に龍谷大学を卒業し、アメリカへと渡り映画会社にて照明技術者の仕事を始めます。
園田芳大さんが務めていた映画会社が携わった映画の中には「メン・イン・ブラック3」の名前も挙がっていましたよ。
映画関連会社に勤務し、「メン・イン・ブラック」などハリウッド映画の制作に関わった。
https://full-count.jp/2024/02/12/post1512501/
「メン・イン・ブラック3」は日本での公開3日間で約7億円もの興行成績を残した人気作です。
そんな大作映画に携わっていた園田芳大さんはすごい人だったのですね!
とはいえ、園田芳大さんが働いていた映画会社については明かされていません。
しかしながら「メン・イン・ブラック3」の制作会社はAmblin Entertainment(アンブリン・エンターテインメント)という大手映画会社です。
「アンブリン・エンターテイメント」はスティーヴン・スピルバーグが設立した映画制作のみをする会社の名前。
園田芳大さんは照明技術者として働いていたといいますから、制作会社の一員であることは確定でしょう。
となれば、園田芳大さんが務めていた映画会社はアンブリン・エンターテイメントかもしれませんね!
園田芳大は映画業界を45歳で退職し通訳に応募
園田芳大さんは大学卒業後からずっと働いてきた映画会社を45歳で退職し、2023年8月に通訳公募に応募しています。
昨年8月に山本のマネジメントを担当する「ワッサーマン・メディア・グループ」が、日本人通訳の求人を出していることを知って応募した。
https://full-count.jp/2024/02/12/post1512501/
長年働いてきた映画会社を退職した理由はのちほど詳しく紹介していますが、2023年に起きた映画業界のストライキが関係していた模様です。
ちなみに、結果的に山本由伸さんの専属通訳となることが決まりましたが、もともとは誰の通訳になるのかは知らされていなかったそうですよ!
誰の通訳になるのかは分からないまま通訳に応募したということになりますから、野球がすごく好きだったともいえますね。
通訳公募は5回の面接があったそうで、それらを経て多数の応募者の中から見事通訳に抜擢された園田芳大さん。
選ばれた理由は明かされていませんが、園田芳大さんは「誰にでも愛されるキャラ」だと周りの人からはいわれていることからも通訳として選手とも良い関係性が築けると思われたのかもしれませんね!
こうして、2024年より山本由伸さんの専属通訳として仕事をスタートさせていくこととなります。
園田芳大は2024年より山本由伸の通訳として活動スタート
園田芳大さんは2024年2月9日(日本時間では10日)46歳のときに山本由伸さんがいるキャンプへと合流し、通訳として正式に就任が決まりました。
この度、多数の応募者の中から山本投手の専属通訳に見事抜擢され、ドジャースのバッテリー組キャンプ初日だった9日(日本時間・10日)からの正式就任が決まりました。
https://www.ryukoku.ac.jp/
キャンプでは大谷翔平選手や通訳の先輩にあたる水原一平さんとの4ショットも見られ話題になったのですよ。
(画像左から大谷翔平選手・水原一平さん・園田芳大さん・山本由伸さん)
園田芳大さんは通訳デビューして間もないため、少しずつ仕事を覚えていくことでしょう。
もしかすると、通訳の先輩でもある水原一平さんからいろいろと教わっているころかもしれませんね。
2024年2月時点では、山本由伸さんの試合中のサポートは園田芳大さんではなく水原一平さんがおこなうことが発表されています。
そんな園田芳大さん、じつは水原一平さんと同様に野球経験はないままプロ野球選手の通訳となっています。
学生時代は柔道一筋だったのですよ!
園田芳大さんが卒業した大学や高校など、学歴をのぞいてみましょう。
園田芳大の学歴は大卒&出身校をまとめてみた!
園田芳大さんは大卒で、京都にある龍谷大学(りゅうこくだいがく)の出身です!
園田芳大さんは龍谷大学を、経済学部・スポーツサイエンスコースを経て2000年3月に卒業しています。
そんな園田芳大さんの学歴をまとめました。
- 中学:豊野中学校(1993年3卒業)
- 高校:九州学院高等学校(1996年3月卒業)
- 大学:龍谷大学(2000年3月卒業)
九州学院高等学校や龍谷大学は柔道の強豪校なので、中学から始めた柔道をもっと極めたいと思っての進学したのでょう。
柔道の強豪校でもある高校や大学では、すごい成績を残していた園田芳大さん。
学生時代に熱中していた園田芳大さんの柔道の成績をみていきましょう。
園田芳大の学生時代は柔道部で3位入賞!
園田芳大さんは中学生のときから柔道部に所属しており、大学時代には
- 関西学生柔道優勝大会
- 関西学生体重別選手権大会
で3位入賞しています。
高校時代の成績は不明ではあるものの、園田芳大さんが通っていた九州学院高等学校は高校柔道の3大大会ともいわれている全国高校柔道選手権・金鷲旗(きんしゅうき)・インターハイの常連校。
そんな中で日々練習に励んでいた園田芳大さんはかなりの腕前だと推測できますね。
そして、大学時代は1年生のころより団体戦のメンバーにも選ばれていたほどの実力を持っていたといいます。
柔道の厳しい練習にも打ち勝ってきた精神力を活かしながら、今後は選手と生活時間が同じという通訳の仕事も立派にこなすことでしょう。
園田芳大は通訳をいつからしてる?
園田芳大さんは2024年2月9日(日本時間でいうと10日)より山本由伸さんの専属通訳として仕事をスタートさせています。
園田芳大さんはもともと通訳者だったわけではなく、45歳の時にこれまでの経歴に幕を閉じ、野球経験がないままプロ野球の通訳公募に応募した勇敢なタイプなのですよ。
つまり、「山本由伸さんの専属通訳」が通訳人生の初の仕事となります。
園田芳大さんが通訳に応募したのは2023年8月で45歳のときでした。
5度の面接を経て正式に通訳者として採用が決まった園田芳大さんは、ドジャースのキャンプ初日があった2024年2月9日に山本由伸さんの専属通訳の正式就任が決まったのです。
山本由伸さんがドジャースの入団時に会見したとき(2023年12月28日)は、隣にはマコ・アルビーさん(代理人事務所の通訳者)がおり園田芳大さんの姿はありませんでした。
このとき山本由伸さんの専属の通訳を探す旨も明かされていたため、園田芳大さんが山本由伸さんの通訳をすることが決まったのは2024年に入ってからでしょう。
長年働いてきた映画業界をやめてまで46歳という年齢での転職を決断した園田芳大さん。
初めての通訳業がメジャーで、しかもトッププレイヤーの山本由伸さんの専属とのことですので、本人からしてみればプレッシャーや不安も多くあることでしょう。
多くの人に勇気を与えた園田芳大さんの行動ですが、前職の映画会社を辞めた理由や通訳の仕事を選んだ理由はいったいなんなのでしょうか。
園田芳大が通訳を仕事に選んだ理由
園田芳大さんが通訳を仕事に選んだ理由は「野球が好きだから」だと、園田芳大さん自身が明かしていました。
野球自体は小学生の頃にしたのが最後のようですが、見るのは好きでよく野球観戦していたそうですよ。
さらに、前職の映画会社関連でストライキが起こったのも転職した理由のひとつです。
通訳は46歳で初めて。昨年は映画業界の大規模なストライキなどもあり、「野球が大好き」と語る園田さんは転職を決めたようだ。
https://www.chunichi.co.jp/article/852374
大学卒業から45歳まで、約23年もの月日を映画関係の仕事をしてきた園田芳大さんは2023年45歳(満46歳)のときに転職を決断しています。
その大きな要因は、2023年に映画業界で起こった大規模なストライキ。
園田芳大さんにとっても他人ごとではなかったということでしょう。
映画業界のストライキは、俳優・脚本家側が制作会社側に契約の内容の改善を求めたさいに起きた行為
園田芳大さんが映画会社を辞めた理由は明かされていないものの、このストライキによって失業した人や仕事を辞めた人も少なくなかったようです。
ストライキが起こると映画の製作がストップしたり公開が延期になったりと、映画関連の職業の人たちは大打撃を受けます。
ストライキ中は無給といいますから、もしかすると園田芳大さんも仕事がなくなることへの不安から転職を考えたのかもしれません。
とはいえ、野球が好きなだけで実際にやったことがあるのは小学生のときだという園田芳大さんの野球経験値。
まったく違う業種に転職する決断力と行動力はすばらしいものですよね!
山本由伸の通訳・園田芳大の経歴&学歴のまとめ
山本由伸さんの専属通訳に就任した園田芳大さんは前職・映画会社の照明技術者という特殊な経歴の持ち主でした。
大学卒業から映画会社で働き、2023年46歳のときに転職を決意。
2023年8月に山本由伸さんのマネジメントが募集した通訳に応募し、見事採用されます。
そして、2024年2月9日に山本由伸さんがキャンプインしたさいに正式に専属通訳の就任が公表されました。
まだ通訳としての活動がスタートしたばかりですが、今後は通訳として表に出る場面も増えてくることでしょう、楽しみに待ちたいですね!