【画像】トムホーバス監督のNBAの現役時代＆若い頃を時系列で紹介！

2017年に女子バスケットボール日本代表ヘッドコーチに就任し、2017年と2019年のアジアカップでチームを優勝に導いた名監督・トムホーバス監督。

監督としての実力もさることながら、現役時代もものすごく活躍されていたことをご存知でしょうか？

そこで、こちらの記事では

トムホーバス監督の現役時代の活躍
若い頃の経歴
現役時代の所属チーム
若い頃の写真

について画像付きでご紹介します！

この記事でわかること

【画像】トムホーバス監督は現役時代の活躍もすごい！

トムホーバス監督は、バスケットボール界の名監督として有名ですが、実は現役時代の活躍も素晴らしかった方です。

そんなトムホーバス監督のプロフィールはこちら。

Tom Hovasse（トムホーバス）

名前：トーマス・ウェイン・ホーバス
生年月日：1967年1月31日
年齢：56歳
出身地：アメリカ　コロラド州
身長：203cm
体重：95㎏
職業：元NBA選手　バスケットボール監督

現在はバスケットボールの名監督として知られていますが、現役時代の活躍は圧倒的なものでした。

下記の写真の左側が現役時代のトムホーバス監督ですが、オーラがありますね…！

そんなトムホーバス監督の凄さを表すエピソードとして、「トヨタ自動車ペイサーズに入団してから4年連続で日本リーグの得点王に輝いた」というものがあります。

来日1年目から4季連続で得点王を獲得。選手として大きく花開いた。
引用元：https://www.asahi.com/articles/ASP7Y3K0BP7XUTQP02K.html

得点王とはその試合の中で最も得点を取った選手に与えられるもの。

4年連続となるといかに活躍していたのか分かりますね。

バスケット日本代表のトム・ホーバス監督は日本リーグ時代に５回の得点王に輝き、その内２回はスリーポイント賞も獲得している。現役時代からスリーポイントの有効性を感じていたのかもしれない。あのNBAのレジェンド、ラリー・バードもオールスターのスリーポイントコンテストで３連覇している。
— あらふぃふ (@KY920) August 20, 2023

上記のツイートのように、バスケットファンからも絶賛される腕前の持ち主です。

現役時代のトムホーバス監督は圧倒的な得点王

先述のエピソードからもわかるように現役時代のトムホーバス監督は、攻撃力があり得点力が高い選手であったとも言われています。

トヨタ自動車ペイサーズに入団した初年度(1990年)、いきなり得点王になりましたが、その後も毎年、一試合平均20点以上のゴールを決めてチームに貢献していたのです！

さらに、1992年と1993年には3ポイント賞を獲得しています。

2年連続スリーポイント王、4年連続日本リーグ得点王に輝き、その後念願だったNBAへも移籍。
引用元：https://news.yahoo.co.jp/articles/7cfda411ba38af4eca9560ef80ae8a6a3d602123

また、トムホーバス監督は身長が203㎝もありますが、慎重に関係なくどのポジションでも活躍できる「オールラウンドプレーヤー」でもありました。

【画像】トムホーバス監督の若い頃の経歴

ここからは、トムホーバス監督が若い頃の経歴と画像についてご紹介します！

現役選手時代の経歴

・5歳　バスケットボールを始める
・大学卒業後　ポルトガルリーグ/スポルティング所属
・1990年　日本リーグ/トヨタ自動車ペイサーズ所属
・1994年　NBA/アトランタ・ホークス所属
・1995年　独立リーグCBA/ピッツバーグ・ピラニアズ所属
・1995年　日本リーグ/トヨタ自動車ペイサーズ所属
・2000年　東芝レッドサンダース所属
・2001年　選手引退

選手引退後の経歴

・2010年　JXサンフラワーズのアシスタントコーチ
・2012年　フェニックス・マーキュリーのアシスタントコーチ
・2014年　JXアソシエイトのヘッドコーチ
・2016年　JX-ENEOSサンフラワーズのヘッドコーチ
・2017年　女子日本代表のヘッドコーチ
・2017年　FIBA女子アジアカップ　優勝
・2019年　FIBA女子アジアカップ　優勝
・2021年　東京オリンピック　瓶メダル
・2021年　男子日本代表のヘッドコーチ

これらの経歴について、時系列に沿って詳しくご紹介します！

【トムホーバス監督の若い頃】1989年：スポーティングクラブ所属

トムホーバス監督は、大学卒業後ポルトガルのスポルティングに入団し、1年間プレーをしていました。

1年という短い期間の中で、かなり活躍していたようで1カ月目からチームをリードするメインプレイヤーになっていたとのこと。

スポルティング時代の写真はなかったので、大学時代の写真をご紹介します。

迫力のある1枚ですね！

スポルティング時代のトムホーバス監督ついて、「The Daily Collegian」は以下のように報じています。

Now an 18-point-per-game scorer who pulls down eight rebounds a contest, Hovasse is one of the top players in the conference, facing every junk defense imaginable as opponents attempt to stop him.
引用元：https://www.psucollegian.com/archives/hovasse-goes-out-in-style/article_2244675e-b131-573e-9b27-577de5aba3be.html

翻訳すると以下の意味になります。

現在、1試合当たり18得点を記録し、1試合で8リバウンドを記録しているホーバスは、カンファレンスのトッププレイヤーの1人である。相手選手がホーバスを止めようとすると、考えられるあらゆるジャンクディフェンスを行う。

入団当初から実力を買われていたことが分かるエピソードですね！

しかし、実は当時の環境はトムホーバス監督には合わなかったようです。

ポルトガルでは環境が合わず、働きながらバスケができる環境を探すように代理人に頼んだ。そうしたらニューヨークでトヨタ自動車がトライアウトをやっていると聞いて、入団することになった。
引用元：https://basket-count.com/article/detail/20335

活躍できているから居心地が良いというわけでもないようですね。

【トムホーバス監督の若い頃】1990年～：トヨタ自動車ペイサーズ所属

1990年からはトヨタ自動車ペイサーズに入団して、働きながらバスケを続けていました。

当時のことを、トムホーバス監督は以下のように述べています。

仕事との両立は苦じゃなかった。逆にポルトガルに居た時は、バスケットボールだけで退屈だったんだ。
引用元：https://basket-count.com/article/detail/20335

先述したとおり、ここでは4年連続得点王になり、2年連続で3ポイント王にもなっています。

さらに、1991年には第25回日本リーグクーガーDiv.の優秀選手賞にも選ばれています。

当時を知るバスケファンからは、「記憶に残る絶対的エース」といった印象だったようです。

【トムホーバス監督の若い頃】1994年：NBA/アトランタ・ホークス所属

トヨタ自動車ペイサーズを経て、男子バスケットボールのプロリーグNBAの選手となります。

当時のトムホーバス監督は、背番号17番をつけて、フォワードとして活躍していました。

当時の写真はこちらです。

しかし、NBAは優秀な選手が多く日本ほどの活躍はできず、4カ月で退団することになります。

出場回数はわずか2回。

NBAがいかに厳しい世界であるかが分かりますよね…！

一方で、トムホーバス監督自身はNBA選手になれたこと自体が嬉しかったようで、道を切り開くきっかけとなった日本での日々に感謝を述べています。

　「日本行きを決めた時、誰も僕がカムバックしてNBA選手になれると思っていなかった。日本のバスケット界には感謝しかない」
引用元：https://www.asahi.com/articles/ASP7Y3K0BP7XUTQP02K.html

【トムホーバス監督の若い頃】1995年：CBA/ピッツバーグ・ピラニアズ所属

NBA退団後は、アメリカのセミプロリーグCBAの選手となり1年間プレーしました。

1年間の間に25回試合に出場していたとのことです。

CBAは男子バスケットボールの独立リーグでしたが、経営悪化で2001年に破産し、2009年に活動停止になっています。

残念ながらCBA時代の写真も見つからなかったので、大学時代の写真をご紹介します。

今にも動き出しそうなほど、臨場感のある写真ですね！

【トムホーバス監督の若い頃】2000年：東芝レッドサンダース所属

その後はトヨタ自動車に戻り5年ほどプレーをして、東芝レッドサンダースに入団。

1シーズンのみプレーして、その後引退しました。

ちなみに、2001年に行われた「東芝VSいすゞ自動車」の準決勝では、トムホーバス監督が28ポイント入れて、チームに大きく貢献しています。

現役引退直前まで大活躍だったことが分かります。

東芝時代のトムホーバス監督を知るファンからは、以下のようなコメントもありました。

初めてバスケの天皇杯の決勝中継を見た時の対戦カードが東芝vsいすゞ自動車で東芝にはトム・ホーバス氏(現日本代表HC)、いすゞには佐久本氏(現ENEOSのHC)がいて熱い決勝戦だったなというのを思い出します！その2人が後に同じチームの監督、アシスタントコーチになるのは当時、考えられなかったな…笑
— バスケファン (@baskfan1989) December 18, 2022