NHK大阪放送局に勤務していた武田真一(たけた しんいち)アナウンサーが、55歳で早期定年退職しました。
しかし、退職後すぐにフリーに転向!
退職理由は、単に年齢というわけではなさそうです。
そこで武田真一アナウンサーの退職理由は何か、年収が関係しているのか、なぜ定年退職後にフリーになったのかをご紹介します!
武田真一アナがNHKを早期退職!
NHKを退職した武田真一アナウンサー。
まずは、詳しいプロフィールをご紹介していきます!
・名前:武田真一
・生年月日:1967年9月15日
・出身地:熊本県
・学歴:熊本市立西原中学校、熊本県立熊本高等学校、筑波大学第一学群社会学類
・職歴:元NHKアナウンサー
武田真一アナウンサーは自分から早期での定年退職を希望して、NHKを去りました。
NHK大阪放送局は2日、武田真一(たけた・しんいち)アナウンサー(55)が、2月末で退職することを明らかにした。早期での定年退職を申請したという。
引用元:https://www.sankei.com/article/20230202-CMPL7FEWINJQLFSRSM6F5MEDOY/
早期退職後はフリーアナウンサーになり、日本テレビ系「DayDay.」に出演しています!
武田真一アナ退職した本当の理由は不満!
武田真一アナウンサーの本当の退職理由は、NHKに不満があったからです。
NHKへの不満は、大きく3つに分けられます。
・仕事内容
・年収
・勤務地
それぞれをみていきましょう。
不満①仕事内容
武田真一アナウンサーは現場仕事を希望していたのにもかかわらず、管理職の仕事が増えたことで早期退職を決意したようです。
NHK関係者がデイリー新潮の取材に、武田真一アナウンサーの退職理由として「管理職になり、現場での活躍が減ったのが不満だった」と答えています。
今後はますます管理職としての仕事が増え、テレビの現場からは離れていくことになります。これが武田アナの決断に大きな影響を与えたようなのです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/23d30ce040df9c3a679334bbccf78aa697bd462f
武田真一アナウンサーは、NHKでエグゼクティブ・アナウンサーという役職でした。
エグゼクティブ・アナウンサーとは、NHKのアナウンサーで一番上の役職です!
そのため、一般の会社であれば局次長に該当する立場でした。
局次長クラスになると、現場に出るよりも後輩の育成や指導、管理の仕事が多いです。
早期退職を選ぶ人の多くは、セカンドキャリアで活躍したいと考えています!
武田真一アナウンサーも、管理職として仕事人生を終わらせるのは不満だったのでしょう。
55歳とまだ現役で働ける年齢で、フリーに転向したといえます。
不満②年収
武田真一アナウンサーの年収はフリーアナウンサーと比較すると低く、不満があったそうです。
エグゼクティブ・アナウンサーだった武田真一アナは、年収1,500万円程度!
フリーになり、日テレ『DayDay.』に出演することで、年収は7倍の1億円を超える見込みです。
「帯番組の相場は、1本あたり50万円ほどです。月~金曜の司会を務めれば、月におよそ1000万円。年収で見れば、現在の7倍、1億円を超える計算となります」(広告代理店関係者)
https://news.yahoo.co.jp/articles/00fd4cdb5a998fe83392e7f46d162442979f9b42?page=1
年収が7倍になるのであれば、早期退職を選択したくなりますよね。
不満③勤務地
武田真一アナウンサーは21年から東京ではなく大阪放送局で勤務していました。メインとなる東京ではなく、地方に異動になったことにも不満があって退職を決めた様子です。
武田真一アナウンサーの大阪異動は、表向きのところ東京周辺で大地震が発生した際に緊急報道を行うためとされています!
しかし、『クローズアップ現代+』での発言が当時の二階俊博幹事長を不快にしたので左遷されたという説も有力です。
「21年1月の放送で武田氏が『政府の(コロナ)対策は十分なのか』と問うと、ゲストの二階俊博幹事長が『そんなケチをつけるもんじゃない』と不快感を示しました。武田氏は『俺が番組を立て直す』と意気込んでいただけに、降板には納得がいかなかったようです」(NHK局員)
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/00fd4cdb5a998fe83392e7f46d162442979f9b42?page=1
東京にいる奥さんや息子さんと離れ離れで単身赴任をしていて、さみしかったのでしょう!
早期退職後は、東京に戻り生活をしているそうです。
定年退職後にフリーになった理由は現場が好きだから
武田真一アナウンサーは現場仕事をしたくてNHKを退職したため、定年退職して引退するのではなく、フリーになる道を選んだといえます。
早期退職を選択した時点でセカンドキャリアを考えていて、隠居するつもりはなかったのでしょう!
ご本人も、新しい人生の旅立ちにわくわくしている様子です。
この話をいただいたときに、パッと大海原が広がって“目的地のない旅に俺は出るんだ!”って思いましたね
引用元:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/03/14/kiji/20230314s00041000385000c.html
フリーアナウンサーになる道を選び、ますますパワフルに活動されそうですね!
早期退職とは会社の経営改善対策
早期退職は、一般的に会社の経営改善策として活用されています。
人件費を抑えたい、組織の若返りをしたいという会社で、適用されるケースが多いです。
組織の若返りや長期的な人件費の抑制を目的として早期退職制度を活用している企業もあります。
引用元:https://www.tempstaff.co.jp/client/hr-knowledge/3915.html
NHKは赤字280億円といわれていて、常時早期退職者を募っていても不思議ではありません!
そのため、内部で密かに募集が合った可能性もあります。
早期退職は定年間近の人が対象
早期退職の対象となるのは、定年間近の40〜50代が中心!
早期退職する人は、以下のような人が多いです。
- セカンドキャリアに進みたい
- 割り増しになった退職金が欲しい
- 失業保険の優遇措置を受けたい
例えばフジテレビの「めちゃ×2イケてるッ!」の元プロデューサーである明松功(かがりいさお)さんも早期退職をしています。
早期退職をした理由として、明松功さんは残りの人生を大切にしたかったと語っています!
「40度が3日続いて、そんなことがあって、いつ死ぬかもわからないな、みたいな経験をして、退院して、ちょっと死生観が変わった」といい、「何かやるなら早いうちにやらないとアカンなって」と思ったという。
引用元:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/09/23/kiji/20220923s00041000295000c.html
早期退職というとマイナスな印象を受ける人もいるかもしれませんが、残りの人生を輝かせるために利用する人も多いです。
武田真一アナウンサーも2023年4月現在55歳で、早期退職を選択できる年齢でした。
武田真一アナウンサーは不満を感じて仕事をするよりも、新しい人生に賭けたといえます。
武田真一アナの本当の退職理由まとめ
武田真一アナウンサーが退職した本当の理由は、NHKの対応に不満があったからです!
仕事内容や年収がいまいちであれば、早期退職を決意しても仕方ないかと思います。
まして家族と離れ大阪での勤務が続いたら、仕事を辞めたくなりますよね。
そのまま隠居しなかったのは、アナウンサーの仕事が好きだからといえます。
今後民放でも活躍する姿がみられると思うと、楽しみですね!