日本を代表するイケメン&演技派俳優の、小栗旬(おぐり・しゅん)さん。
実はそっくり!な兄と姉がいる3人兄弟の末っ子なんだそうです。
兄の了(りょう)さんは元俳優で現在は演出や舞台監督をしており、姉の麻梨(まり)さんも最近ちょこちょこと顔出しされるようになりました。
この記事ではそんな小栗3兄弟の画像をたくさん盛り込み、どんなところがどれだけ似ているのか、それぞれどのような経歴の持ち主なのかをまとめています。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
【画像】小栗旬の兄弟構成は兄&姉との3人!
今まさに脂の乗り切っている俳優、小栗旬さん。
気になるその兄弟構成は、以下のようになっています。
- 長男 了 1976年9月5日生まれ
- 長女 麻梨 1979年生まれ
- 次男 旬 1982年12月26日生まれ
旬さんは3人兄弟で、上に兄と姉がいるのですね!
メディアでもたびたび自由奔放な感じが見受けられる旬さんなので、なんとなく「末っ子」というのも納得できます。
ちなみに、旬さんの兄弟についてネット検索すると「小栗旬 双子」というワードが候補に挙がってきます。
これは、後述する舞台『間違いの喜劇』で旬さんと了さんが双子役で共演したからなんですね。
実際に2人は双子ではないのですが、このような共演経験があったから「双子」というワードが出てくるようです。
小栗旬のプロフィール
名前 | 小栗 旬(おぐり・しゅん) |
生年月日 | 1982年12月26日 |
出身地 | 東京都小平市 |
身長 | 184㎝ |
血液型 | O型 |
職業 | 俳優 |
活動期間 | 1994年~ |
公式サイト | https://tristone.co.jp/oguri/ |
旬さんは、小学6年生の時に女優の内田有紀(うちだ・ゆき)さんに憧れ、オーディションで芸能事務所に所属するようになりました。
そして15歳になった1998年、ドラマ『GTO』に吉川のぼる役で連続ドラマ初レギュラー出演を果たします。
また、2003年に初めて蜷川幸雄(にながわ・ゆきお)さん演出の舞台に出演してからは、「蜷川作品」の常連俳優として高い評価を得るようになります。
2017年の映画『銀魂』のようなコミカルかつギャグ要素満載の役を演じることもあれば、2020年の映画『罪の声』や2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』といったシリアスで二枚目な役を演じることも。
さらに2023年夏には、所属事務所であるトライストーン・エンタテイメントの社長に就任予定でもあります。
2005年頃からは、1年に一回はドラマ・映画・舞台のうち何かしらで主演を演じている旬さん。
これまでの出演作品もとても書ききれないほどの本数で、今回旬さんの経歴を調べてみて改めて「すごい役者さんだな」と感じました!
【画像】小栗旬と兄&姉はそっくり!
上に2人の兄姉がいるという、小栗旬さん。
それぞれの画像を見比べてみると、さすが兄弟でそっくり!ということがわかりました。
ここでは旬さんとそれぞれの兄弟で画像比較し、どれだけそっくりなのかを見ていきたいと思います。
小栗旬と兄・了の画像比較
まずは、旬さんと一番上の兄・了さんですね。
こちらは2人の幼少期の画像です。
正直この頃はそれほど似ている感じはしないですね…。
続いて、旬さんが20~30代前半の頃の画像です。
この頃になると、なんとなく鼻や口元が似ていますね。
すぐ上の画像は、さらに顔のパーツすべてがそっくりな感じがします!
そしてこの画像は、旬さんがNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』をクランクアップした頃のものです。
旬さんは近年かなり身体を作り上げていてガッチリ体型になっていますし、兄の了さんも以前より体重が増えたそうです。
2023年現在よりも、2人が20~30代の頃はかなりそっくりでした。
体型などにもよりますが、やはり同じ遺伝子を持った兄弟といった印象でしたね。
小栗旬と姉・麻梨の画像比較
続いては、旬さんと姉の麻梨さんの画像を比較してみましょう。
こちらの画像は、旬さんがおそらく20代の頃のものです。
左から兄の了さん、小栗3兄弟の母親、姉の麻梨さん、そして旬さんと並んでいます。
右目と左目の大きさが微妙に違うところや、鼻などのパーツはそっくりなことがわかりますね。
<番外編>兄・了と姉・麻梨の比較画像
こちらは<番外編>です。
旬さんの兄・了さんと姉・麻梨さんもどれくらいそっくりなのか、2021年の画像で比較してみたいと思います。
兄・了さんと姉・麻梨さんを比較すると、それほど「そっくり」といった印象はないかもしれません。
しかし旬さんはそれぞれの兄弟と似ているポイントがあるので、やはり3人は兄弟ですね。
それにしても姉の麻梨さん、小栗3兄弟の母親にそっくりな感じがしませんか?
こちらは母親の若い頃の画像です。
麻梨さんと目や鼻が瓜二つですね…!
【画像】小栗旬の兄・了は元俳優で現在は演出家・舞台監督など!
それではここからは、小栗旬さんのそれぞれの兄弟について深掘りしていきましょう。
まずは旬さんより6歳年上で元俳優の、長男・了さんです。
了さんの公式Instagramにたびたび「嫁」というワードが出てくるので、すでに結婚されているみたいですね。
また、現在のお仕事は演出家・舞台監督・実業家といった、旬さんと同じ芸能関係の世界にいるとのことです。
小栗了の経歴
了さんの経歴を詳しくみてみましょう。
学生時代から、さまざまな経験をされてきたみたいです。
1995年 学生時代
学生時代の了さんは映画監督を志していました。
そのため、アメリカの映画学部のある大学に留学し、演技や演出について学んでいたとのことです。
2001年 俳優に
アメリカで映画監督になる勉強を続けていた了さんでしたが、この頃弟の旬さんが俳優として成功し始めたことを受け、帰国。
映画『イントゥ・ザ・サン』や舞台『間違いの喜劇』などに出演していました。
2006年 俳優を引退し演出家・舞台監督に
2006年に俳優を引退した了さんは、舞台監督で父親の小栗哲家(おぐり・てつや)さんが代表を務める「アートクリエーション」に入社します。
哲家さんの元で舞台作品の演出に携わってきた了さんは、2007~2011年までシルク・ドゥ・ソレイユシアター東京の立ち上げに日本代表スタッフとして参加。
その際、アートクリエーションから会社を分割するかたちで「イベント制作会社NAC」を設立、代表取締役社長に就任しました。
小栗了の演出家・舞台監督としての仕事
了さんが代表取締役社長を務める「株式会社NAC」は、イベントのプロデュースや劇場管理、舞台制作などを行う会社です。
設立当初はなかなかうまくいかないことも多く、毎日休み無く働く姿は周囲から心配されるほどだったとか。
シルク・ドゥ・ソレイユシアター東京で一緒に働いていた海外のスタッフには
と言われてしまったんだそうですよ。
海外の人から見ると、了さんは「働きすぎ!」だと見えたのかもしれないですね。
そんな了さんのお仕事も、現在は無事に軌道に乗っているようです。
尾上松也さんや西川貴教さんのステージを演出したり、リアル脱出ゲームやスウェーデン大使館のイベントを指揮したり…。
2019年からは、ムーミンバレーパーク内「エンマの劇場」でのショーなどの演出にも携わっているんだとか。
これからもどのような舞台を演出していくのか、楽しみですね!
弟・小栗旬との共演歴は?
すでに舞台『間違いの喜劇』で兄弟共演を果たしているということはお伝えしていましたが、実はアニメの声優としても共演しているんです。
その作品というのが、2005年公開の映画『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』。
2005年当時は映画『あずみ』やドラマ『花より男子』で旬さんが大ブレイクした年だったので、この兄弟共演はニュースでも大きく取り上げられましたね。
小栗了はどうして俳優を引退したの?
ところで、旬さんの兄・了さんはどうして俳優を引退してしまったのでしょうか?
これには2つの理由があったそうです。
俳優としての覚悟が足りなかった
弟の旬さんは幼いころから芸能界でキャリアを積んできていましたよね。
対して了さんが俳優業を始めたのは、25歳の時。
しかも始めたきっかけというのが、
といった、安易な理由からだったといいます。
そのため旬さんとは明らかに実力の差があり、俳優になってからのお仕事はほとんどありませんでした。
しかし2006年、旬さんが初めて蜷川作品で座長&主演となった『間違いの喜劇』で、旬さんの双子役として了さんに声がかかります。
そしてそこである事件が!
なんと主演の旬さんがインフルエンザに感染し、了さんに代役の打診がきたのです。
俳優なら誰もがうらやむビッグチャンスですが…
- 蜷川幸雄は小栗了に主役の膨大な量のセリフを1日で覚えることを要求
- 結局セリフを覚えられず蜷川幸雄の逆鱗にふれる
- 本番では双子役をはずされ弟の旬が1人2役を演じた
…という結果に。
俳優としての覚悟や、弟に対しても役を奪い取るだけの心の準備ができていなかったのですね。
このことは了さんが演出家になってからもトラウマになってしまっているそうです。
しかし
代役になったとき何もできなかった、その後悔が今の僕を作っています。逆に言えば、あのときうまくやれていたら、今こうしていないかもしれません。
引用元:https://qjweb.jp/feature/66041/
とも語る了さん。
俳優として突出した才能が「自分にはない」と自覚したからこそ、現在の了さんがいるのですね。
近しい人から「裏方が向いている」と言われていた
了さんが俳優を引退したもう一つの理由が、周囲の人に「裏方の方が向いている」と言われることが多かったからなんだそうです。
弟の旬さんは『間違いの喜劇』の楽屋で他の役者をうまくまとめている了さんを見て、
と思ったそう。
そのため、当時同じ役者だった自分からではなく、父親の哲家さんを通じてそれとなく伝えてもらっていたのだとか。
また、了さんが明石家さんまさんと食事をした際、「夢は裏切らない」という話をされました。
それを聞いた了さんは「輝いている人を支える仕事がしたい」と思うようになり、父親の会社で制作や演出に関して学ぶようになりました。
「俳優を引退した方がいい」と言われると落ち込んでしまいそうな気もしますが、了さんは周囲の助言を前向きにとらえ、今のお仕事へとつなげていったのですね。
【画像】小栗旬の姉・麻梨はスタイル抜群の美女!
続いては、小栗家の第2子で旬さんの3歳年上の姉・麻梨さんについて詳しくみていきましょう。
弟の小栗旬さんは184㎝の高身長で、麻梨さんも女性にしては身長が高そう&スタイル抜群な印象ですね。
しかも髪色やオシャレを自由に楽しんでいるような様子がステキな美女です!
小栗麻梨の経歴
旬さんの姉・麻梨さんの経歴は、
- 美容系の学校を卒業
- 海外留学をしてコンピュータ系の仕事をしていた
- 元スタイリスト?(2020年11月30日放送『人生が変わる1分間の深イイ話』より)
- 2023年 現在の職業は不明
ということがわかっています。
小栗麻梨は兄弟の中で最も強い!?
実は麻梨さん、小栗3兄弟の中でも「最強」と言われているんです!
そう言われる理由としては、この2つのエピソードがあります。
- 父親・哲家の回し蹴りを止めた
- 弟・旬のドラマ『花より男子』への出演に猛反対
父親の回し蹴りを止めた件については詳細がわからないのですが、それを見ていた旬さんと了さんはきっと驚いたでしょうね!
そして「麻梨には逆らってはいけない…」などと思ったかもしれません。
その様子を想像すると、なんだかほほえましく感じます。
さらに『花より男子』について、麻梨さんはもともとこの作品の原作の大ファンだったそうです。
そのため、弟の旬さんに
お前(旬)に花沢類はできない
と言っていました。
なかなか辛辣な言葉ですが、それを聞いた旬さんは逆にやる気になり、ドラマを大ヒットさせるに至ったのです。
麻梨さんは3人兄弟の中で唯一の女性ということもあり、うまく他の2人をコントロールしているのかもしれないですね。
小栗麻梨は結婚していて子供がいる?
こちらの画像は、旬さんがおそらく20代後半~30代前半頃のものです。
真ん中が姉の麻梨さんなのですが、抱っこ紐で子供を抱っこしているのがわかりますね。
実は麻梨さんは吉野和剛(よしの・かずたか)さんという俳優兼パフォーマーの方と結婚されているんです。
麻梨さんがこの時抱っこしている子供も、吉野さんとの子供だと思われます。
しかし麻梨さんの夫の吉野さんは、2017年4月10日、舞台の準備中に事故で亡くなられているんです…。
その頃吉野さんは、舞浜アンフィシアターで公演予定だった舞台『ライブ・インパクト 進撃の巨人』に出演者兼アクロバット監督として参加していました。
そして亡くなられた日は、舞台で使用する予定のワイヤーアクション装置の点検のため、舞台上で宙づりになっていたそうです。
その際、
10メートルくらいの高さから落下し、病院に運ばれましたが死亡しました。
引用元:https://web.archive.org/web/20170410122358/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170410/k10010943581000.html
とのことでした。
当時は相当なショックと悲しみだったかと思いますが、最近ではこんな笑顔を見せてくれているので、幸せに暮らしていることを願うばかりです。
小栗麻梨と夫・吉野和剛の出会いは小栗旬&了がきっかけ?
旬さんの姉の麻梨さんと吉野さんの出会いですが、おそらく了さんと旬さんの紹介なのではないか、と思われます。
というのも、吉野さんは旬さん・了さんどちらとも一緒にお仕事をされているからなんですね。
- 2009年よりシルク・ドゥ・ソレイユシアター東京で小栗了と同じ舞台に参加
- 2014年の小栗旬主演映画『ルパン三世』に傭兵サーベル役として出演
吉野さんは生前、アクション俳優やパフォーマーのためのアーティスト集団「トライアングル・コネクション」の代表を務めるほどの方だったそうです。
そのため、一緒にお仕事をした了さん&旬さんからも信頼されていたのではないでしょうか。
芸能界でも有名な「小栗家」ってどんな家?
これまでまとめてきたように、とても仲の良い小栗3兄弟。
前述した父親の哲家さんを筆頭に、みなさん有名人ですよね。
ちなみに現在兄の了さんはムーミンバレーパークで演出に携わっていますが、小栗3兄弟の両親の出会いもムーミン関連だったそうです。
了さんいわく、1970年代にムーミンのキャラクターショーで照明担当だった父親と、そのショーでダンサーだった母親が出会い、
そして、僕は生まれました。言ってみれば、ムーミンベイビーなわけで。
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000020740.html
なんだそうです。
偶然とはいえ、おもしろいエピソードですね!
小栗3兄弟の父・哲家はオペラを中心とした舞台監督
小栗旬さんの父親である哲家さんは、
- 株式会社アートクリエイション代表取締役
- 日本舞台監督協会理事
- 東京芸術大学大学院音楽研究科応用音楽学非常勤講師
- 兵庫県立芸術文化センター企画制作アドバイザー
などといった、日本を代表する舞台演出の重鎮です。
もともとは国内外関係なくオペラ関係の舞台演出を手掛けており、その業界で知らない人はいない、というほどの方なんだとか。
息子の旬さんいわく
- 昔からほとんど家にいない
- 年に10日も休まない
- しょっちゅう海外に行っている
- 「俺の2倍は忙しい」
といった方だそうです。
それでも「仕事の愚痴は言わず尊敬でき、良きライバル」とも。
「男は背中で語る」なんてよく言いますが、旬さんはもちろん、同じ仕事をしている了さんにも目標とされる良き父親のようですね。
小栗3兄弟の母はバレエ教室経営で小栗旬の妻・山田優似
続いては小栗3兄弟の母親についてで、名前は「昇子」さんだと思われます。
クラシックバレエの教室をやっていたとのことで、夫の哲家さん同様その業界ではなかなかの有名人だったそうです。
どことなく、旬さんの嫁の山田優さんと雰囲気が似ている感じがしますね!
小栗家親子3人での共演も
これだけ有名な家族なので、どこかで共演していないかな?と調べてみました。
すると、2017年に旬さん&了さん、そして父親の哲家さんで一緒にお仕事をされていたことがわかりました!
もともと父親の哲家さんは「サントリー1万人の第九」の音楽監督を務めており、長男の了さんもスタッフとして参加しています。
そして2017年に開催された第35回公演で、旬さんが朗読ゲストとして参加。
小栗家の男性陣3人による、夢の共演が果たされたのですね。
これには視聴者はもちろん、音楽・舞台演出関係者みなさんが驚いたようですね。
小栗旬の兄弟構成は3人&そっくり!兄・了は元俳優で姉・麻梨は?のまとめ
2022年はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で大活躍だった、俳優の小栗旬さん。
実は3人兄弟の末っ子で、画像で比較してみると顔がそっくり!ということがわかりました。
旬さんの兄で長男の了さんは元俳優で、現在は舞台監督や演出家として活躍されています。
姉の麻梨さんの現在の職業は不明ですが、過去に結婚していて、おそらく子供もいるだろうと思われます。
父親や母親もそれぞれ舞台や芸能に関する仕事をされているので、旬さんは幼いころから演技に関する感性が自然と磨かれていたのですね。
2023年には所属事務所の社長に就任しましたで、今後もますます目が離せない俳優さんです!